それでも世界は…

昨夜は蚊に噛まれて、目を閉じても耳元をプーンと不快な羽音で全く眠れませんでした。パチン!と音と共に手のひらに米粒程度の血がにじんだのは明け方の4時でした。と同時にため息が出ました。はぁ今日も仕事なのに全く眠れなかった後2時間もしたらスーツ着てんのかと……こういう時にこの世の中って誰かが不幸になっても社会はなにも変わらず回っていくのだろうと思う時があります。自分が夜中蚊に刺されて眠れなかったなんてことは会社は知ったこっちゃないし、誰か身内が亡くなったりしても次の日には当たり前に営業先で心を押し殺して愛想笑いしてたり、遅延で家に帰れなかったとしても会社にはなんの関係もない。蚊の話から話が大きくなりすぎたかもしれないけどこの世の中不幸者ほどしんどい世界じゃないですか?

それに最近いいことはまったくない。通勤途中に電車の座席が空いてた、天気が晴れた、好きな曲をみつけたくらいしか思い出せない。

そんなささやかな事が僕にとっては幸せです。不幸者は生きづらい世の中だから少しの幸せを見つける努力をしてその少しの幸せを噛みしめて生きます。

本日も憂鬱な電車に揺られながらこの文を書いています。ここまで見てくださりありがとうございました。